
気が付けば6月も後半。 春の訪れとともに始まった今年の国産蜂蜜シーズンも、前半戦がひと区切りを迎えました。
「美味しい蜂蜜を皆さまにお届けしたい!」と全国を駆け回るハニーハンター市川拓三郎ですが、2026年の前半戦は、近年の地球温暖化や異常気象の影響を肌で感じる、まさに“自然との知恵比べ”のような日々でした。
今回は、普段はなかなか見ることのできない、美味しい蜂蜜がお店に届くまでの「舞台裏」をレポートします!

🌸 4月〜5月前半:ミツバチ不足に泣いた春と、自然の厳しさ
今年の春は順調に暖かくなったものの、全国的な「ミツバチ不足」という大きな壁にぶつかりました。
気候の変化もあり、養蜂家さんたちからは「ミツバチの群れを健康に維持すること自体が本当に難しくなってきた」という切実な声も聞こえてきます。

さくら蜂蜜
シーズン最初を飾るさくらは、全体的にやや不作気味。しかし、厳しい環境のなかで採れた蜂蜜は品質が非常に良く、春らしい華やかな香りをしっかり楽しませてくれる仕上がりになりました。

れんげ蜂蜜・みかん蜂蜜
期待していた九州のれんげは、昨年とは打って変わって不作に……。和歌山のみかんは平年並みの収穫でしたが、「花は満開なのに、蜜を集めてくれるミツバチが足りない」というもどかしさ、自然を相手にする難しさを痛感するスタートとなりました。
🍎 5月後半:青森からの嬉しい便り!りんご蜂蜜が豊作
そんな苦戦が続くなか、嬉しいニュースが飛び込んできたのが青森県です。

少し早めに足を運んだりんご蜂蜜の買い付けでは、天候にも恵まれ、品質・収穫量ともに大満足のクオリティに出会うことができました! 不思議なもので、豊作の年の蜂蜜は、香りも味わいも格段に良くなります。まさにハニーハンター冥利に尽きる、最高の買い付けとなりました。

しかし、りんごの木の下で笑顔を見せつつも、ハニーハンター市川拓三郎の目はすでに次のターゲット、初夏の主役「あかしあ」の花へ。
「あれ、今年はあかしあが咲き始めるのがかなり早いぞ……?」
この時感じた小さな予感が、6月のドラマへと繋がっていきます。

🌿 6月前半:早すぎる開花と、雨との追いかけっこ
予感は的中し、北東北のあかしあは平年より1週間ほど早く開花を迎えました。
花付き自体は「近年稀に見る素晴らしさ」だったのですが、今度は天候の神様がちょっぴり意地悪をします。
開花のタイミングで寒さや雨が重なってしまい、「あと数日、天気が良ければ大豊作だったのに……!」と、自然の気まぐれに悔しい思いをする地域もありました。


一方で、和歌山のはぜや、様々な山の花から採れる「百花蜜」は平年並みの収穫をキープ!
品質の良い蜂蜜をしっかり皆さまにお届けできる分は確保できましたので、どうぞご安心くださいね。
🍯 前半戦を終えて:一本の蜂蜜に詰まったドラマ
異常気象やミツバチ不足など、今年も一筋縄ではいかない前半戦でした。
だからこそ、いまお店に並んでいる、そしてこれから届く蜂蜜の一つ一つには、厳しい環境を生き抜いたミツバチたちの頑張りと、養蜂家さんの深い愛情がぎゅっと詰まっています。
これから夏、そして秋に向けて、蜂蜜のシーズンは後半戦へと突入します。
次にハニーハンターが出会うのは、一体どんな大自然の恵みなのでしょうか?
次回のレポートもどうぞお楽しみに!
